出世株発掘ドリーム・レポート(2017年2月3日推奨 )

船イラスト

 

日経平均株価2/3終値18918円
日経平均

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

円安進行を受けて1/27には19486円まで上昇した日経平均でしたが、その後米大統領令による移民・難民に対する入国規制に対して、米国内外で混乱やデモが拡大し、経済的にも悪影響が広がるのでは無いかとの懸念からその後は日経平均も反落。加えて、トランプ大統領が製薬会社大手首脳との会談の中で、中国と日本を名指しして通貨安誘導をしているとの発言が有った事から円相場も112円台前半まで円高が進行。ドイツに関してもユーロ安を通じて通過安誘導をしているとの発言もしており、ドル高牽制発言を強めだしたトランプ大統領にも警戒を強めると言う状況になっています。その発言の本音としては、今後順次開催される各国首脳との会談に向けての牽制だと思われますが、来週末の2/10には日米首脳会談を控えていますので、日本市場もここ数日はリスク回避の売りに押されていると言う展開です。

直近弱含みの展開が続く日本市場でが、既に四半期決算を発表済みの企業業績は良好なものが多く、日経平均ベースでの1株利益は増加しています。今後自動車大手の決算が控えていますが、米大統領選挙以降大きく円安が進んでいますので前回見通しから上方修正になるのは確実。日経平均ベースでの1株利益は更に増える事になります、その様な状況で日経平均が下落していると言う事は簡潔に言えば理に反する展開です。その理由はトランプ政権の政策への不透明感となりますが、もっと簡潔に言えば漠然とした不安により売られていると言う事です。しかしながらその様な不安売りも一巡すれば、企業業績改善と言う現実が意識されて来ます。2/10の日米首脳会談を見極めるまでは積極的に買うと言う動きは出難い局面ですが、少し先を見据えれば悲観する事は有りません。

企業業績の改善と言う現実が有る限り日経平均も下値は限定的、不安心理が一巡すれば株価も反発に転じます。又、2/10の日米首脳会談に関しては、10日はワシントンで首脳会談が行われ、その後エアフォースワン(大統領専用機)に同乗してカリフォルニアの大統領別荘に行き、公式の夕食会を行うようです。首脳会談が2日間に渡る事や、エアフォースワン(大統領専用機)に同乗する事はブッシュ大統領と小泉首相以来の事で、かなりの厚遇と言う事です。報道では円安牽制発言や防衛費負担増強、日本市場の閉鎖性などを訴えているトランプ大統領ですが、先に述べた厚遇を考えればかなり友好的と言う感じがします。楽観的かもしれませんが、日米首脳会談に関してはさほど警戒する必要も無いのではないかと思います。安倍首相もかなりのお土産(トランプ政権に協力する政策)を持って行く様であり、仮に日米首脳会談がマーケットが想定しているような日本にとって悪材料にならなければ、株式市場は安心感から急反発に転じる事になります。まだ断定は出来ませんが、その様な可能性も大いに有ると言う事は頭に入れながら対応していく方が良いと思います。

短期的には、今夜の米1月雇用統計が注目されますが、市場予想を上回る結果になればドル高要因となって円安が進みます。逆に市場予想を下回る結果になればドル安要因となって円高が進みます。日米首脳会談の結果を確認するまでは日々出て来る材料で日計り売買が中心と言う感じになりますので、日経平均も上げ下げを繰り返すと言う展開が続くと思います。トランプ大統領の口先介入に、円相場が敏感に反応してそれが株価にも影響すると言う展開の日本市場ですが、トランプ発言にも徐々に慣れて来ていると言う感じがします。そもそも日米では金融政策が真逆で、米国は利上げを進める方向にあり、日本は当分は現状維持。経済的にも今後トランプノミクスを進めて行けばドル高圧力がかかりますので、円安進行も米経済政策の結果です。トランプ大統領の口先介入で一時的に円高が進んでも持続性は無く、又一時的に進む円高も多くは投機筋の短期売買です。株式市場もトランプ発言に過剰反応していますが、直近の値動きを見る限りぼちぼち免疫が付いて来たと言う感じがします。又トランプ政権も今は若干混乱している感じがしますが、月日が経過すればいずれ落ち着いて来ます。政権交代直後にはある程度の混乱は付き物です、又トランプノミクスを実行して行く限り、円安・株高と言う大きな流れが変わる事は有りません。トランプ政権が安定して来るまでは円相場も株価もやや不安定な局面も有るかもしれませんが、先を見据えればトランプノミクスへの期待が再度高まり、再度円安・株高が強まって行くと思います。引き続き銘柄重視の対応であれば何も問題は有りません。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

1 化学 4216 旭有機材 2/3 終値235

 

買いゾーン①時価 ②210円台 利食い目処350400円 損切り190円割れ

 

同社は、プラスチックバルブと呼ばれる工業用樹脂製バルブの最大手、プラスチックバルブは米国のシェールガス開発などで使用されています。大統領令で次々と選挙戦での公約を実行しているトランプ大統領ですが、シェールガス・オイル開発に関しても大幅に規制を撤廃して開発を進めると表明しており、トランプ関連銘柄として同社株にも先回り買いの動きが出始めています。業績は安定的で大きな変動は無いものの同社1株純資産は382円、規制緩和で米シェールガス開発が活発化すれば同社業績にも恩恵が出て来る事を考えれば現在の株価には割安感が有ります。同社は米国に子会社があり、バルブ、アクチェータ、パイプ、継手の製造販売をしており日本からの輸出では無い点も安心材料。テクニカル的には緩やかな上昇トレンドが継続中、大局的には2014年12月に307円まで上昇した後下降トレンドが続いていましたが、既に底打ちを完了して上昇トレンドに転じています。アメリカファーストで日本からの輸入品にも厳しい政策が取られる可能性も有りますが、米国内で製造販売し、米企業が必要とする製品に対しては規制も出来ません。プラスチックバルブは同社がほぼ独占、中長期スタンスで対応したい銘柄となります。

4216 旭有機材 月足チャート
MS旭有機材

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し

※    何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。 

 

 

 

※次回の提供日は2/15(水)です。

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