出世株発掘ドリーム・レポート(2017年1月25日推奨 )

船イラスト


日経平均株価1/25終値19057円

日経平均

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

注目された米大統領就任式とトランプ大統領の就任演説も通過し、正式にトランプ政権の米国がスタートしました。多少の暴動は有りましたが大きなテロなどは無く、取り合えず無難なスタートを切ったと言う感じです。トランプ大統領の就任演説では、やはり保護貿易主義的な発言があり、予想通りTPPは離脱を表明、NAFTAの再交渉も現実となりました。株式市場が注目していた減税、財政出動、規制緩和などに関する発言は無く、就任演説に関しては、ざっくりと言えば予想通りの結果になり、日本の株式市場の反応もやや失望と言う展開になりました。しかしながら、先週後半に、ひょっとすると経済政策への何らかの言及が有るのでは?との期待も有って、日経平均株価も少し上昇していましたので、その部分に対する修正安になっただけの事で、トランプノミクスへの期待は依然継続中です。そう言う意味では、トランプ大統領の就任演説の内容にも余り悲観的になる必要は無いと思います。

 

週明け23日には、ムニューチン米財務長官が過度に強いドルは短期的にはマイナスとの認識を示した事から円相場が一段高に動き一時112円台の半ばまで円高が進行。更にトランプ大統領が不公正な貿易の例として日本に言及し、日本は米国で多くの自動車を販売しているのに米国車の日本での売上が悪いと発言。1980年代の貿易摩擦時を思い出すような発言で、時代錯誤の感も有るものの、自動車貿易の不公正是正に取り組む姿勢を示した事から株式市場でも懸念が強まり日経平均は1/24には一時18783円まで下落。大手自動車会社にとっては、ある程度予想はしていたものの、今後米国での事業展開にとっては何らかの障害が出てきそうな感じ。又、対中国に対しても強硬な姿勢が見えて来ており、グローバルに事業を展開する企業にとっては当面はトランプ政権の方向性が明らかになるまでは戦々恐々と言う感じだと思います。しかしざっくりと言えば、警戒は有れどもトランプノミクスへの期待もある、好悪両方の材料が有りますが、先々トランプノミクスへの失望感が出るような状況にならない限り株式市場の基本的な流れは上向き。更に言えばテーマ株や内需系の小型材料株に関してはその様な相場環境も特に問題は有りません。長期投資も視野に入れながらテーマ性を持つ小型材料株を買う限り、引き続き強気対応で良い投資環境です。

 

トランプ政権がスタートして、色々な発言が出て来て、日本市場も一喜一憂していると言う状況ですが、しかし口先介入も繰り返し出て来ればいずれ効果もなくなります、又最終的には日米経済の基礎的条件によって為替も動きますので、トランプノミクスを先々実行する限り大きな方向性はドル高円安に変わりは有りません。色々と理由付けは出来ますが、本質的には直近の円高も株安も、米大統領選挙以降に大きく動いた反動です。行き過ぎた円安、上がり過ぎた株価の修正が今起きている、簡潔に言えば円相場も日経平均も行き過ぎた状態から適正な状態へと調整をしていると言う事です。そしてその調整が終われば先に述べたように日米経済の基礎的条件によって為替は動きますので再度円安に振れる、円安に振れれば日経平均も上昇、少し先にはその様な局面が訪れます。まだもう暫くは円相場も日経平均も調整の局面が続きますが、しかし一方では小型材料株やテーマ株を物色する個別物色の動きは旺盛、銘柄重視の投資をする限りさほど悪い投資環境でも有りません。

 

トランプ政権がスタートし、未だに明確な経済政策などが明らかでは有りません。その様な不透明感が有る限り日経平均も円相場も大局的に見れば調整局面が続きます、ポイントとしては、いつ減税、財政出動、規制緩和などのトランプノミクスの核となる政策の中身が明らかになるか?今はTPP離脱、NAFTA見直し、不公正貿易の是正など、ネガティブな政策から先に手を付けていますが、先々前向きな政策に関する報道が出始めた時が再度円安株高の動きが強まる時です。その時期はいつになるのか?遅くとも2月下旬に発表される米大統領「予算教書」で、トランプ大統領が推し進めたい政策の詳細が明らかになりますので、米大統領「予算教書」発表の前後辺りから再度円安株高の動きが強まると思います。

 

本日の買い推奨銘柄

2 化学 4120 スガイ化学工業 1/25 終値144

 

買いゾーン①時価 ②130円台 利食い目処300円前後 損切り100円割れ

 

農薬・医薬など各種中間物主体のファインケミカル専業メーカーで電子材料なども手掛けている同社ですが、独自の高度な有機合成技術を持ち、有機ELなど新しい有機材料の開発に取り組んでいる事から株式市場では有機EL関連銘柄の位置付けに有ります。昨年の12/30にはソニーが2017年夏までに画像が鮮明な有機ELテレビの世界展開を始めると発表した事で同社株も急騰、アップルやサムスンなどもスマホ画面の有機ELへの切り替えを既に発表済み、世界的にも今後有機ELの市場は拡大して行きますので同社業績にも追い風になります。テクニカル的には昨年末急騰後の調整も終わり再上昇の兆し有り、上昇トレンドも継続中で、業績も前期は赤字ながら今期以降は増益に転じる見通し、加えて同社1株純資産は364円、低PBRの有機EL関連銘柄として見直し買いの動きが続く可能性が大。

4120 スガイ化学工業 月足チャート
月MSスガイ

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し

※    何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

  • ※次回の提供日は2/3(金)です。

 

 

 

 

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