週トレ短期売買(11月10日情報 )

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【週トレ短期売買】

 

【今日の相場を振り返って】

11/10(木)日経平均株価は△1092円の17344円で終了。トランプ大統領の誕生を受けて、昨日の時間外取引でNYダウ先物は一時5%ほど急落する展開になりましたが、トランプ大統領の紳士的な勝利演説を受けて安心感が高まり、昨夜の通常取引ではNYダウは256ドルほど上昇。トランプ大統領の紳士的な勝利演説に加えてヒラリー候補の敗北宣言も今後の政権移行がスムーズに進むと安心感を高め、米株式市場は悲観ムードから一変。トランプ新大統領が掲げる政策、金融規制の緩和や財政出動によるインフラ整備、に関連する銘柄が買われ、ヒラリー候補が主張していた薬価引き下げ圧力が後退したとの見方から薬品株も買われるなど、米株式市場はトランプ新大統領の政策への期待が先行すると言う予想外の展開になっています。トランプ勝利も想定外でしたが、トランプ勝利後の米株式市場も今の所は想定外の展開、しかし悲観論が強まって暴落的な下げになら無かった事は大きな安心感です。昨日は大きく下落した日経平均でしたが、本日は株価も急反発で日経平均も17300円台を回復、上げ幅も1000円を超え、昨日の下げを1日で取戻すと言う、こちらも想定外の展開です。まだトランプ新大統領の政策に対する不透明感は強く、行き過ぎた悲観は後退していますが、本当の意味で安心感が高まるまでにはもう少し状況の推移を見守りたいと言う感じの展開です。今回の米大統領選挙でトランプ氏が勝利し、同時に上下両院の議会選挙でも共和党が過半数を制しています。オバマ大統領の時には議会がねじれ、政策がなかなか議会を通らないと言う状況でしたが、トランプ新大統領は議会のねじれも無く、そう言う意味では政策が実行され易い環境での大統領就任となります。それが日本にとって吉となるのか凶となるのか?それはトランプ新政権がスターとして数ヶ月見てみなければ何とも言えませんが、今日の株価急反発を見る限りでは、最悪の事態は無さそうです。しかし昨日の急落と今日の急反発も、乱高下相場のまだ一部かもしれません、今日の株価反発だけで安心は出来ず、当面は注意深く対応して行く方が賢明だと思います。

 

【当面の相場展望】

昨日は急落、急は急反発、激しい乱高下の展開で、このまま落ち着くのか?まだ乱高下があるのか?何時出て来るか解らないトランプ発言など、不透明な要素は多々あり、もう暫くは不安定な値動きを想定しておくほうが賢明。

 

【明日の見通し】

今日の大幅高で最悪の事態は回避したものの、昨日は行き過ぎた悲観、今日は行き過ぎた楽観、と言う感じですので、完全に落ち着くまでにはもう少し時間が必要。明日は週末でも有り、今日の大幅高も有りますので、一旦利食いに押されるような展開が想定されます。

 

【投資アドバイス】

昨日の急落から今日は一転して急上昇、日経平均は今年最大の上げ幅となり、17300円台を回復して終了。昨夜の米国株が上昇した事、トランプ新大統領が減税と財政出動を掲げている事から米国の長期金利が急上昇、日米金利差の拡大で円相場は105円台まで円安が進行、日経平均も行き過ぎた悲観の巻き戻しで急上昇。米大統領選挙でトランプ勝利なら株価急落と言う展開は想定通りでしたが、今日の株価急上昇は想定外の展開。それも昨日の下げ幅を上回るほどの上昇ははるかに想定を超えるものでした。これがまだ波乱相場の中の一部なのか?それともトランプ大統領誕生は既に織り込んだのか?現時点ではまだ判断が出来ません。トランプ新大統領が掲げている政策も、どれが実行可能でどれは実行出来ないのか?どれから先に進めるのかなど、まだ何もわからない状況では判断が出来ません。又、大統領の権限だけで出来る事も有れば、議会の承認が無ければ出来ないものも有ります。その様な事がまだ何もわからない状況ですが、昨夜の米国株は期待先行で上昇、米長期金利も米政府の財政悪化を見越して金利が上昇、しかし株価の基本は金利上昇は株安です。欧州や新興国などの反応もまちまち、金融市場の軸となる新たな基準がまだ解らないと言う感じで相場的な不透明感は依然有ります。日本市場は今日大きく上昇しましたが、この先も上昇基調が続くのか?と言われればまだ何とも言えません。米国で新たな動きでも出て来れば、再度日経平均が大きく下げる事も有り得ますし、一段と円安が進めば日経平均のもう一段の上昇も有り得ると思います。当面はトランプ新大統領の発言や、政権構想、閣僚人事などなど、今後出て来るニュースに反応すると言う感じになりますので、この先の日本市場もある程度の乱高下は一応考えて対応する方が賢明。トランプ政権の基本はアメリカファーストです、まず第1に米国の国益が優先との事ですので、多くの日本企業にとっては楽観は出来ません。当面はその様な若干不安定な状況を背景に株式投資を考えていかなければなりません。米国との関係が深い企業やグローバルに事業を展開しているような企業は当面買い対象にはなりませんが(カラ売りの対象にはなります)、内需系の好業績銘柄を中心に安値買いを狙って行くならこの先徐々に投資環境はよくなって行くと思います。まだもう暫くは様子を見た方が良いと思いますが、この先徐々に相場状況が落ち着いて来れば順次投資を再開したいと思います。今はまだ不透明感が残る相場状況ですので売買を急ぐ必要は有りません、この先じっくりとチャンスを見極めながら順次売買を再開して行けば良いと思います。昨日の急落に対する買い戻しも今日の上昇でほぼ一巡です、明日以降は本当の意味でのトランプ政権を見据えた展開が始まります。

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