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出島テクニカルワールド(4月1日推奨銘柄 )
- 2016/4/1
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
4/1(金)日経平均株価は▼594円の16164円で終了。今日から新年度入りとなった日本市場ですが、寄り付き前に発表された日銀短観が市場予想以上に悪化した為、今後本格化する主要企業の決算発表への警戒が強まり、日経平均株価は時間の経過と共に下げ幅を拡大。今夜に米雇用統計発表を控え、円高も進んでいる週末では押し目買いも入らず、企業決算への警戒が払拭するまでは日経平均や主力銘柄は弱含みの展開が想定されます、しかしテーマ性を持つ内需系の小型材料株などは比較的堅調に推移する思いますので、4月も日本市場の中身は2極化、投資スタンスも銘柄によって、買いとカラ売りを使い分けて行くと言う対応がベストだと思います。
【銘柄情報】※カラ売推奨
(東1)三菱マテリアル(5711) 非鉄金属 1000株
セメント、銅、加工、電子材料の4コア経営で伸銅品は国内首位の同社ですが、中国経済の減速、日本経済も足元減速感が強まっており、銅価格の低迷や円高も逆風、現在増収増益予想にある来期業績見通しは下方修正され、減益となる可能性が高いと思います。4月も中旬頃になれば決算発表企業も増えて来ます、今後日に日に来期業績動向への注目も高まります、来期業績への懸念が有る同社はこの先戻り局面が有ればカラ売り狙いが有利だと思います。当面は330円台が上値抵抗帯になりますので来週以降戻り局面が有って330円台が有ればカラ売りを実行したいと思います。330円台への戻りが無ければ無理に売る必要も有りません、又次の機会を待てば良いと思います。当面は280円付近が下値支持帯になりますので利食い目処は280円接近時、但し350円を超えた場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。今日は日経平均が大きく下落しましたので、来週は個別銘柄も突っ込み買いを狙うと言う選択肢も有りますが、来期業績への懸念が有る主力銘柄は反発力も鈍いと思います。主力銘柄に関しては戻りが有ればカラ売りを狙うと言うスタンスの方がリスクは少ないと思います。戻りが無ければ何もする必要は有りません、当面は積極的に売買をする環境ではなく、待ち伏せスタンスで約定すれば良しと言う感じの対応が良いと思います。
【少々のリスクは覚悟でリターンを追及したい方】・本文参照
【リスクの少ない慎重な投資スタンスを望む方】・暫く休み
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セメント、銅、加工、電子材料の4コア経営。伸銅品は国内首位。自動車、IT、リサイクルに注力。インドネシアの一時操業停止が響く。カナダ銅山減損の公算も。減額だが10円配。17年3月期は北米セメント値上げが通期寄与、超硬も海外増設が効く。ただ円安一巡(1円円高で3億円減益)。 |

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