- Home
- 2. テクニカルワールド
- 出島テクニカルワールド(12月3日推奨銘柄 )
出島テクニカルワールド(12月3日推奨銘柄 )
- 2015/12/3
- 2. テクニカルワールド

↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
12/3(木)日経平均株価は△1円の19939円で終了。イエレンFRB議長の講演を受けて、利上げが意識された昨夜の米国株は下げ幅を拡大、日本市場も一時下げ幅を広げたものの、円安進行と、今夜のECB理事会で追加緩和が濃厚との状況から売り一巡後は上昇に転じて小幅ながら反発。引き続き2万円を巡る攻防は続いていますが、個別物色意欲旺盛と言う状況に変わりは有りません。引き続き個別重視で個別対応、年末高に向けて個別重視の対応をして行けば特に問題は有りません。
【銘柄情報】(東1)国際石油開発帝石(1605) 鉱業 100株
同社は原油・ガス開発の国内最大手、原油・ガス価格の下落によって同社業績も悪化、株価も6月以降に下げ足を早めて9月末には1028円まで下落。10月以降は若干反発して1200円を挟んだもみ合いの展開が続いていましたが、4日のオペック総会でサウジアラビアが減産を提案するとの報道が流れ本日株価も好感。減産を提案と言う事ですので、提案はしても否決されれば意味は有りませんが、原油安で困っているのは他のオペック諸国も同じ、減産合意となれば同社株も見直し買いで上昇が期待出来、既に株価は安値圏に有り、下値不安も限定的、減産合意に賭けて買ってみるのも一考となります。同社1株純資産は2100円有り、PBR的には現在の株価は明らかに割安、業績低迷と言えども十分な黒字は確保しており、減産合意となれば一段高の動きが期待出来ます。時価近辺で買いを狙い、テクニカル的には1400円台が当面の上値目処になりますので利食い目処は1400円台への上昇時、但しチャート上では10/28安値1129円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。同社株は100株単位で売買が出来ますので、100株投資で考えれば120円台の株を1000株買うのと資金的には同じ事、1200円台で買い、1400円台が利食い目処、オペック総会で減産合意に賭けると言う投資になります。
【リスクは覚悟でリターンを追及したい方】・本文参照
【リスクの少ない慎重な投資スタンスを望む方】・休み
|
|
原油・ガス開発生産の国内最大手。政府が黄金株保有。豪LNG開発案件イクシスに2兆円投資。中東の油田権益取得で原油生産量が大幅増。が、原油相場一段安で、販価の下落痛い。操業コストや探鉱費抑制しても及ばず。会社計画は北海ブレント1バレル60ドル前提とやや強気。インドネシアの地熱発電事業へ初参画。16年の商業運転開始後、国営電力公社へ30年間売電。 |

|