出島先物ワールド(11月27日推奨)

日経先物151127

寄り前情報
昨日の米国市場は休場でした。昨日の日本市場はギャップアップして上昇しましたが、上値が重く上髭になっています。ただ、欧州市場が追加金融緩和期待から上昇していましたので、CMEは休場でしたが夜間取引では昼間帯よりも上昇しています。それでも直近のレジスタンスに抑えられていますので上値が重い事に変わりはありません。本日は変化日ですので、どのように変化日を通過するのかを見極めます。
そのような前提で本日も基本的には売りを考えます。テクニカル的には20020円以下で推移し下に方向性を出せば売りで良いと思います。仮にそのような展開になった場合、ここまでの恣意的な買い等を考えれば19930円(昨日の安値)を割り込めば下落圧力が増すと思います。
また、20020円を抜くようであれば上値を伸ばす可能性はありますが、本日が変化日である事、そしてマーケットの過熱状況等を考慮すれば買いは見送りで良いでしょう。ここもとの買い方の本尊がどこの誰かはさておき、そのような恣意的な買い等に追随してもリスクとリターンのバランスを考えれば買いに妙味はありません。

基本トレード  リスクトレード 
価格帯 本日の中心レンジ 19400~20020
売買ポイント 売ポイント 19970~20020  ロスカット 20050
買ポイント なし

大引け情報
本日は20000円で寄り付き、20010円ワンタッチで下落しました。そのまま下に方向性を出し、10時半に19930円を割り込むと19830円まで急落して下げ止まりました。その後は19930円がレジスタンスとして機能し、引けは19860円でした。
メディア等では週末で利益確定の売りが出たとして、米国市場が休場で薄商いの中、心理的な節目である20000円には届かなかった(先物は20000円に一旦乗せましたが現物市場は届いていません)という解説で、コメンテーターは何故ここまで上値が重いのか不思議なようでした。今週は20000円達成はなりませんでしたが、来週はECB理事会等もあり20000円と言っていました。常々申し上げているようにこれは希望的観測であって分析ではありません。また、その分析も相場の変動要因が利益確定売りでは分析になっていません。相場が終わって下がれば利益確定売り、そして20000円が目の前だから来週には乗せるだろうではトレードには何の役にも立ちません。以前に当欄で17000円割れから18000円までリバウンドしてくれば次は19000円、そして19500円を抜けば20000円と直ぐにアナリスト等は言いますが、相場というのは単なる価格の推移ではなく20000円に乗せるという事は20000円を買うプレイヤーが必要だと申し上げ、この僅か何百円、何十円が遠いと書きました。また、19000円台に乗せて上昇を続けている時、アナリスト等は8月の下落時この20000円前後は急落しており価格帯別出来高が少なく抵抗にならないとも言っていました。これに関しても相当前になりますが、価格帯別出来高には何の意味もないと申し上げた事がありますが、そのような発想が前述したような20000円を抜けない事への疑問になり、自分自身を言い聞かせるように心理的節目だから仕方がないという考え方になり、それが来週は20000円という発想に繋がります。これらの考え方全てに論理的根拠はなく、とても分析と呼べるものではありません。これでは先行きを予測する事など不可能です。終わった相場の変動要因はともかく、マーケットメカニズムの観点からは今日であれば20020円以下は売り、19930円を割り込めば下落圧力が増すという事は事前に想定できます。何故20020円が抜けないのか、何故20000円がこれ程重いのかが分かれば20000円で寄り付いても買えません。そして19930円を割り込めば急落しますし、その急落も1本下のサポートでは止まります。そしてその後のリバウンドは19930円がレジスタンスとして機能しますので19920円まででした。これらはマーケットメカニズムを理解していれば描けるシナリオです。ただ、相場に絶対はありません。今の日本市場のように厚みのないマーケットであれば、一部の恣意的な買い等で目先はどうにでもなります。大事な事はそのような買いが入った場合に大局を見失わない事です。
さて、今後の展開も海外情勢次第です。その意味では来週はイベントが目白押しですので、その結果次第では大きく動く可能性があります。本日の変化日は包み足の陰線となりましたので、日本市場だけを見れば次の変化日までは調整の可能性が高いでしょう。その流れに沿う方向で海外市場が動けば日本市場はサポートを切ってしまうでしょうから年末に向けての上昇シナリオは崩れます。しかし、所詮日本市場がイニシアチブをとる事はありませんので、日本市場の流れを覆す方向で海外市場が動けば日本市場も上昇する可能性はあります。まずは来週のイベントを通過して海外市場がどう動くのかを見極めましょう。

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